Googleフォーム使い方(応用編) 回答に応じて分岐、セッションの移動

さて、今回は回答によって次の質問を分岐させてみましょう。


やり方は簡単です。
質問項目の右下にある点々点をクリックします。
こんな感じ


拡大してみるとこんな感じ


上から順番に説明
  1. 説明
質問項目の下に、小さめの文字で説明を追加することができます。
  1. 回答に応じてセッションに移動
今回の本題、回答によって移動するセッションを分岐させるボタンです!!
  1. 選択肢の順序を並び替える
選択肢の順序を並び替えることができるので、そこでカウンターバランスが取れますね。
以前、質問の順序を並び替えるボタンは紹介しました。同時に、その欠点も紹介しました。質問の順序は変えられなくても、選択肢の順序を変えることができるので活用の幅はありそうですね。


そして、目的の「回答に応じてセッションに移動」ボタンを押すと、各選択肢の隣にどのセッションに移動するかを決めるためのボタンが表示されます。
こんな感じ


単純ですね。各回答に応じてセッションを移動できますね。
この機能を使えばセッションを自由に移動させられますね。
性格診断でよく見る分岐チャートも作れそう。


そして、セッションを自在に移動する際に必要なボタンがもう1つ
セッションの一番下に表示されているこちら


ここをクリックすると、回答によらずこのセッション終了後にどのセッションに移動するかを決めることができます。
複数パターンの分岐を作成すると、このボタンは必須で使用することになるので、ぜひ覚えておいてください。


使用例



フェイスシート


男性の場合

女性の場合
S.2

S.5
S.3

S.6
S.4

S.8

↓↓↓↓↓↓


S.9



こんな感じで、分岐させた場合を考えてみます。


フェイスシートからの分岐は性別の質問項目に対する回答で行います。
そして男性の場合、S.4からS.9への移動は本稿後半に紹介したセッションの移動を行います。
使用例は分かっていただけたでしょうか?


セッションの移動を自在に扱うことができると、様々な条件に分けたり、回答者への負担を最小限にフォームを作成することができます。

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