投稿

2月, 2018の投稿を表示しています

日々思うことを少々 ー 残り時間を意識してみる

ある日思いついて、カウントアップとカウントダウンのカレンダー的なのを使っている。 きっかけは、卒論に追われていた時期に「提出までの残り時間を表示して自分を鼓舞する」ことだった。 カウントダウンを始めてから、今までチンタラやっていた卒論にも自然と気合いが入る。 1秒ずつ減っていくの見ると、時間の経過を意識せざるを得ない。 残り時間を意識すると、気持ちが変わるということに気がついた。 そんな時に、Dropbox創業者ドリューヒューストンが2013年にマサチューセッツ工科大学の卒業式で行ったスピーチを思い出した。 詳細に関しては割愛するが、彼は人生は約30000日しかない、そして自分は既に9000日使ったことに気がついた。そして、「 準備や練習なんてしている暇はない、毎日時間は過ぎていくばかり。これからはパーフェクトな人生ではなく面白い人生にしよう!」と思ったらしい。 こんなスピーチのことを思い出したので、とりあえず自分の誕生日を入力 ヤバい・・・8000日以上使ってしまった・・・ 自分はそんなに長生きしそうな気がしないので、とりあえず70歳の誕生日を入力 おぉ、残り17000日・・・ 人生の1/3が終わってるわけか・・・ ドリューヒューストンは30000日と言っていたが、これは80歳以上の場合だ。 70歳だと、25000日しかない。 確かにこれは、準備や練習なんてしている暇はないな。 自分が歳をとること、自分が老けていっていること、自分が死に向かっていることは、1年に一度誕生日くらいにしか意識しないと思う。 カウントアップ・ダウンのカレンダーが動いていると、少しは自分の時間が着々と減っていることが身に沁みる。 完璧を求めると一歩も動けなくなってしまう。 最近ベンチャー界隈では、リーンスタートアップという言葉が流行っていると聞いたことがあるが、これも完璧を求めず事業を取り敢えず走り出して発展させていくというものらしい。 卒論の提出間近に指導教員に「完璧を目指して提出できないよりも、8割でいいから一通り作って提出することが大切」と言われたことを思い出す。 焦る気持ちは強すぎるといいものではないが、焦る気持ちは自分を突き動かすエネルギーになるから大切だ

これからRをはじめるあなたに

最近の分析ツールのトレンドは、SPSSからRに移行しているらしいです。 その理由は、以下の4点らしいです。 1.無料 SPSSはビックリするくらい高いらしく(学割を使えばそこそこ)、自分で購入するにはハードルが高いため分析のためだけに大学に行かなければならない事態になります。 2.パッケージが豊富 無料のソフトなので、世界中のオタクたちが日々新しいパッケージを作成しています。SPSSの様にどこかの企業が管理している訳ではないので、同時並行で世界中の人が開発に参加できるという利点があります。最新の分析方法に関してもどんどんパッケージが作られている様です。また、anova kunの様にパッケージとは違う形でもツールが無料で提供されていることが多いので、便利です。 3.分析の内容を理解していないと使えない これは、Rを最初に授業で教授に教わった時に言われたことです。SPSSはボタンをポチポチ押しているとなんだか知らないけど、分析結果が出力されます。分析の内容は理解していなくても、結果が出てしまうのでその分析が間違っていても気がつかないことがあるそうです。Rは気難しくすぐにエラーを返してきますが、それはこちら側のコードが間違っていることが原因です。適当にやっていてはRでは分析ができないので、Rの方が勉強になるらしいです。 SPSSを使ったことがないので、どれだけ差があるかは分かりませんが、Rの方が慣れるまでに苦労するのは確実ですね。最近、私は無駄にR慣れしてしまったので、なんとなく結果を出力できるようになってしまい、後から分析を学ぶという自体もちょくちょく... 4.拡張性がある Rは1種のプログラミングなので、同じ作業をさせる場合にはそのコードを組んでやれば1回の実行で大量の結果を出すことができます。以前間違えて分散分析を500回連続でやらしてしまい、私のパソコンが死にそうになったこともあります。コード次第では、質問紙の全項目に関して男女でt検定を行うなんてこともできます。そんなことができるとRが可愛く見えてきますね。 そんなこんなで、これから分析ツールはどんどんRになっていくようです。 そんなRですが、多くの人が最初にいろいろと躓いてRが嫌になる、量的研究に苦手意識を持つことになるみたいです(私も統計学に関しては苦手意識を持っていますが)。 そこで、R初学者が具体

RでTwitterのツイート分析(ログ取得編)

イメージ
最近Rに関して更新しておらず、更新せねばと思っていました。 そんなことを漠然と考えていたら、「久しぶりにRで新しいことをやろう!!」とふと思いつき、何が出来るだろうかと思案していました。 そんな時に思いついたのが、Twitterのログ解析です。 昔、後輩と一緒に取り組んだことがありますが、上手くいかず後輩には申し訳ないと思ったままリベンジを忘れていました。 Rでやらなくても、ログ取得用のサービスとkh_coderなどを組み合わせて活用すると大体のことは出来るものです。 しかし、R好きとして、どうしてもRでやってみたい!! しかも、上手くすればテキストデータ以外も取得して分析できるかも!! こんなことを考え出したら、止まらないものです。 そこで、今回はとりあえずRを使ってTwitterのログ取得してみたいと思います。 まずは、Twitterの方で新しいアプリを作るらしい。 そんなに難しくないのでテンポよく行ってみよう!! まず、前提条件から Twitterアカウントを作成しておいてください。 既にお持ちの方はそのアカウントでも結構です。 あと、Twitterのアカウントに電話番号が登録できます。 この電話番号も登録しておいてください。 以上の前提を元に進めていきます。 まず、下記のURLにいってください。 https://apps.twitter.com そうするとこんな画面が出てきます。 とりあえず、sign inします。 すると画面上部にこんなのが表示されます。 ここの「Create New App」をクリックします。 すると今度はこちらの画面。 各項目に関して Name この回の作業は簡単にいうとTwitter関連のアプリを作っているようなものです。 そのアプリの名前をつけなければいけません。 過去に誰かが使用している名前だとエラーが出ます。 私は「TwitterText_Mining_Data」としましたが、これと同じ入力をすると作成できないので、ここには自分独自の名称を入れてください。 Description このアプリがどんなアプリかの説明です。 自

日々思うことを少々 ー リクルートスーツについて考える

朝電車に乗ると、スーツを着た出勤途中であろうサラリーマンを見かける。 この時期になると、THE就活生と分かるリクルートスーツを着た若々しい顔が見受けられる。 そんな光景を見ていると「なんでみんなスーツなんだろう...」と単純な疑問が湧いてくる。 多様性が叫ばれる現代で、画一的な服装に身を包む理由はなんだろうか? 社会人にとってのスーツと就活生のリクルートスーツは意味が違うだろう。 そこでまず、リクルートスーツに関して少し考えてみる。 おそらく多くの人は、自然とリクルートスーツというものを受け入れるだろうが、リクルートスーツを着ることに疑問や抵抗感を感じる人は一定数いると思う。そんな人が、社会不適合者と言われるのかもしれないが、そんな人が変革を起こすこともある。 そんな話は置いておいて、とりあえずリクルートスーツというのは、いつ頃から始まったのだろうか? ネットでチャチャっと検索すると、どうやら2003年頃かららしい( こちらの記事参照 )。「第一印象によって、面接で落とされないように」過不足のない黒が選ばれそれが一般化していったらしい。 なるほど最もな理由かもしれない。 ここでリクルートスーツ反対派の意見を考えてみよう。 リクルートスーツ反対派の最も強い意見は、多様性がないということだろう。画一化された企画(リクルートスーツ)を受け入れることを社会的圧力としていることで、学生の個性が削がれるという考え方だ。 確かに、真っ黒でお揃いのリクルートスーツを着ている集団の中にいると気持ちが悪くなる。 よく言えば、社会的に対応している人、悪く言えば社会に流される人ってわけだ。 これでは、個性もへったくれもないと言われてもしょうがない気がする。 服装を考えなくて良い学生側としては気楽だが、それは大衆化したことによる安心感でしかない。 そんな意見に対して、ある就活イベントでどこかのキャリア支援系の企業の人がこんな反論をしていた。 「リクルートスーツは多様性を無くし、画一化しているという批判の声があるがこれは違う。なぜなら、リクルートスーツの着こなし方、例えばシワや汚れなどの手入れを見ればその人が現れているし、そこには個性が現れる。採用担当者はそこを見ているのだ。もし全員が自由な服装をしていた

日々思うことを少々 ー 久しぶりに私mapをやりました。

先日数年ぶりに私mapをやった。 私mapってなんだ?という方は こちら を参照。 以前やったのは、3年くらい前だったと思う。 断捨離が苦手なおかげで、3年前の資料が残っていた。 少し見比べてみると「全然違うなぁ〜」としみじみ感じる。 言葉の配置も全然違うし、言葉同士の繋がりの書き方も、紙という平面の活用の仕方も全然違う。 この数年で自分が大きく変化した実感はなかったが、こうして自己を表したものを見比べてみると自分の変化を感じることができる。 3年前の私mapより先日描いた私mapの方が今の私にはしっくりくる。 なんだか恥ずかしいが「3年前の私はこんな感じだったのか」と少し驚く。 少し嬉しかったことは、3年前の私が欲しかった特徴が手に入ったこと 残念だったことは、昔はあったのに今はなくなってしまったことだ。 トレードオフと言ったりするが、何かを手に入れる中で失ったものもあるわけだ。 さらに今回、私mapを行なっていた中で過去との違いを感じたのは「自分の中で引っかかる言葉」が全然違うということだ。 昔は「他人が気になる」とかが気になっていたのに、先日行ったときは全然気にならなくなった。 自分の中で、言葉の重みが変わってきたのだろう。 まぁ、大学生活というのは今思えば、怒涛の日々で、気がつかぬうちに自分も大きく変化していたようだ。 変化というものは往々にして、少しずつ起きる。その大きさは人の閾値を下回ると思う。 だから、ある程度期間を空けて自分を振り返ることでしか、自分の変化は明らかになるのだろう。 自分では身長が伸びた実感がなくても、久しぶりに会う親戚に「大きくなったね!」と言われるのと同じだ。 結局自分のことを理解するのが、一番難しかったりするのかも知れない。 そんなことを考えていたら、体験学習は定期的にやっていくことが大切だと思った。 毎年やる必要はないかも知れないが、数年に一度やってストックしていくと、自分の変化を感じられると思った。 ただ一回やって終わりでは、味気ないしもったいない気がする。 今回偶然にも私mapをやる機会を得て、さらに3年前の私mapも幸運にも残っていたことで、とても面白い経験ができたと思う。 数年後覚えていたらまたやり

日々思うことを少々 ー 初めてのスタバ

初めてのスタバと言うのは、正確な表現ではない。 正確には、誰かに連れられて行ったことが何度かある。 私の記憶に残ってる範囲では、最初にスタバに行ったのは就職活動中であった。 人事の方との面談で「今日は外でお茶しながら話そうか」と言われて人事の方と行ったのが最初のスタバだ。 そもそもなぜずっとスタバに行かなかったのかと言うと、理由は単純でオシャレすぎる空間と呪文のような商品名にビビっていたわけだ。 異性とも縁がなかったおかげで、デートなどで行く必要性にも駈られなかった。 そんなこんなでスタバ未経験で20年以上を過ごしてきたわけだ。 人事の人と最初にスタバに行った時に、レジで人事の人に「何飲む?」と聞かれて呪文しか書かれていないメニュー表を見て(実際には私には理解できるものもあることを後から知った)、軽く混乱した私は店員さんに向かって「おすすめで!」と言い切ったわけだ。 これには、店員さんも人事の人も驚いたようで、スタバの店員さんは可愛く微笑んだだけだが人事の人にはガッツリ笑われた。 これは軽く恥ずかしかったのを覚えている。 人事の人に「おすすめで!」と言った理由を説明したら、驚きながら納得してくれたから、それはよかった。 その時に飲んだのは、しっかり腹にたまるケーキみたなのがのった抹茶系の何かだったのを記憶している。 それから、月日は流れ10ヶ月近くが経った。 それ以降も、スタバに行く機会はなかった。 そして今日、人生初一人スタバデビューした訳だ!! スタバに行った理由は、ひょんなことからスターバックスカードを頂けたこと、知り合いとを待つ間いいところにスタバがあったことの2点だ。 「さぁ、呪文のようなメニューと決戦だ!」と意気込んで行った訳だがあれから私も成長したようで、メニューが読める!! まぁ、冷静に読めばカタカナだから読める訳だが...基本的にはメニューの半分もその言葉が意味するものを理解できていない。 フラペチーノってなんだよ!!! そんなことを思っていたら、レジについてしまった。 カタカナを片言で読むと恥ずかしいので、「これ!」と指差し。 サイズを聞かれた時も、「一番小さいのでいいです。」とだけ。 流石の店員さんも私がスタバ素人であることに気がついた

日々思うことを少々 ー 調査の妥当性について

大学で心理学などを学び、質問紙調査を少しでもかじっていると、日常生活で今まで気にならなかったことが目について、気になってくるものです。 そんなことを感じたので、ちょっと書きます。 2017年9月18日に放送されたテレビ朝日系『ミュージックステーション ウルトラFES 2017』が放送されました。その中で、「元気が出る超(ウルトラ)ソングBEST100」が発表されました。 調査は、小学生から60代男女全国1万人にアンケートを実施したそうです。ランキングに関しては、他サイトに任せますが1位はB'zのultra soulでした。 見ていた当時は気にならなかったのですが、最近ふと思い出してこの調査の妥当性はどうだったのかと気になってしまいました。調査対象者は分かったのですが、調査時の教示文や回答方法が不明なので何ともいない部分もあります。 とりあえず、調査対象者の年齢分布を知りたいですね。人口分布と同じようにサンプリングするのも妥当ですし、全年齢同数になるようにサンプリングすることもできますよね。さて、この調査はどのようなサンプリングでどのような年齢分布になっているのでしょうか、気になるところです。 しかし、私が最も気になったのは教示文です。タイトルから察するに「あなたにとって元気の出る超(ウルトラ)ソングは何でか?」という教示文であるように感じました。 だとすると、この調査によってB'zのultra soulが1位になるのは当たり前というか、仕組まれていたように思います。なぜなら、教示文の「ウルトラ」という言葉がプライマーの役割を果たしていることが考えられるためです。 「ウルトラソング」と聞かれたら、プライミング効果で「ウルトラソウル」が想起されやすいのは当たり前でしょう。他にウルトラ系の楽曲が思いつきませんし。 こんなことを考えると、この調査の妥当性を疑ってしまいますね。 B'zが新曲を出すタイミングとかとあわせたかったのでしょうか、とかいろいろ勘ぐってしまいます。 教示文が分からない状態からのこれ以上の推察はよくないですが、そんなことを考えてると世界がまた豊かになる(?)かなと思います。

日々思うことを少々 ー バレンタインデーについて

そういえば、ちょうど1週間前はバレンタインというものだったらしい。 ここ数年、いや生まれてこのかたバレンタインとは無縁であるが、社会一般的には若干は盛り上がるようである。最近は、その盛り上がりも女性の自分へのご褒美という方向に変わっているらしいが.... しかし、そんな現代においてもバレンタインは女性から男性に気持ちを伝えるにはいい機会なのかもしれない。 バレンタインというのは、少し不思議な行事だと思う。 なぜなら、動物界(人間を含む)ではフィーメイル・チョイスと言われメスがオスを選ぶことが一般的だ。だから、オスはメスの気をひくために踊ったり、鳴いたり、派手になったりと生存には不必要なことにエネルギーを使う。メスは生存に不必要なことにエネルギーを割けるオスを生存に対する優位性があると判断して、選ぶ。このように基本的にはオスが言い寄り、メスが選ぶものだ。 人間社会もこれは同じで、男性が女性に言い寄るし、告白もする。その中で女性はより良い男性を選ぶ。小悪魔的女子は男に告白させる技術があるらしいが、その場合でも告白するのは男性だ。 しかし、バレンタインデーは異なる。女性から男性に告白する日なのだ。 この自然の流れに逆行した行事はなんなのだろうか。 最近は、男性がある程度強引に言い寄るとすぐに#metooでSNSに投稿されてしまう。男性側がアプローチできなくなると、フィーメイル・チョイスができなくなってしまう。フィーメイル・チョイス前提は、男が言い寄ってくることだから。 #metooの動きより遥か以前からバレンタインデーは存在するが、長期的に見ると人間社会全体がフィーメイル・チョイスでなくなっているのかもしれない。 その動きの1つがバレンタインデーであり、#metooの運動であるのかもしれない。

Googleフォームの使い方(応用編) 回答必須とカラーパレット

イメージ
Googleフォームの使用方法に関する記事を何個か書いたのに、大切なことを書き忘れていました。 回答必須の方法です!! そこで、今回は短めにGoogleフォームでの回答必須の設定方法をご紹介。 それと、その他のことも少しだけ 回答必須の設定は簡単です。 各質問の意義下にあるこの「必須」をONにするだけです。 回答必須は各質問ごとに設定できるので、質問の性質を考えて回答必須を設定しましょう。 おぉ、なんと簡単... これで、分析の大敵”欠損値”をなくすことができるなんて。 ということで、回答必須の設定のご紹介は完了!! 少し短すぎるので最後に少しカラーパレットについて紹介 カラーパレットとは、編集画面右上に集まっている操作系のボタンの一番左のやつ。 カラーパレットを押すとこんな感じになる。 デフォルト状態だと、Googleフォームは紫だと思う。そのテーマカラーを変更できる。 また、選択肢の一番右下にある写真マークを選択すると自分の好きな写真がフォーム上部の部分に表示させることができる。 Googleフォームの内容に合ったものを使うだけで、おしゃれでハイレベルに見えますね。 パーティーの参加者確認フォームなどでは、ユニークな写真を使うと回答する側も気分が上がりますね。 調査では、無用な影響が内容に色を変えるくらいでいいのかなとも思います。色の影響もありそうですが... 今日までで、Googleフォームで使いそうな機能の説明は終了です!! いじっていればなんだかんだ、なんとかなるものなので頑張って楽しんでください。 質問などがある方は、コメントか連絡フォームからご連絡いただければ、追記するかもしれません。 とりあえず、Googleフォームの使い方の紹介は終了です。 Rの使い方をまた書き出さないと....